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腸腰筋と腰痛
更新日:2022年10月20日
腰痛体操として腸腰筋のトレーニングを以前のブログで書きました
今回はその内容を補足しようと思います
腸腰筋は細かく分けると
・腸骨筋
・大腰筋
・小腰筋
の3つの筋肉から構成されています
・腸骨筋は 骨盤の骨である腸骨から太もものほねの大腿骨をつなぎます
・大腰筋は 腰骨(胸椎+腰椎)から大腿骨をつなぎます
・小腰筋は 腰骨(胸椎+腰椎)から大腿骨をつなぎます

上の図からもわかる通り、腰骨と大腿骨をつなぐのが腸腰筋になります
簡単に解剖学的な筋肉の場所を書きましたが、今度は運動学的に腸腰筋の働きを書いていきます
腸腰筋の働きは主に 2つ ですが、姿勢により大きく変わります
①足を振り上げる

②腰骨を屈曲(前方へ倒す)させる

この2つの動きが同じ筋肉の働きだとはイメージしにくいかもしれません
その理由が姿勢により筋肉の端と端のどちらが動くかが変わるからです
①は大腿骨側が動くことにより足を振り上げます
②は腰骨側が動くことにより腰骨を前方へ倒します
この腸腰筋の働きのため、腰痛がある人は同時に
つま先があがりにくくなり転倒のリスクも高くなっている可能性があります
腰痛だけでなく転倒予防にも腸腰筋トレーニングを試してみてください
茨城県常陸大宮市の整体院 YUUオステオパシー研究所