先日、ここ常陸の野に大雨が降りました。
空が黒い雲に覆われ、瞬く間に大粒の雨がふってきた。
雨音、飛び跳ねる雫、稲光、トタンをたたく音が一斉に始まる。
なんども大きな雷がなる。不思議と山間で聞く雷は、平地で聞くそれと比べてひどく恐ろしく聞こえます。子供の頃は、雷のなか、ひとり家で過ごすのがとても怖かった思い出があります。
ただその光景、音、匂いは、昔と変わらず、夏の雰囲気をダイレクトに感じさせてくれます。
強い雨の中でもカエルの鳴き声はやまず、セミの鳴き声は少しだけ弱まる。
青い空から雷鳴り響く大雨への、急激な変化は夏の荒らしさを感じさせるもので、夏の持っているエネルギーの強さを感じさせます。
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